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FOMEが出来たきっかけとは?〜その1〜

  • 執筆者の写真: FOME
    FOME
  • 2017年4月18日
  • 読了時間: 7分

4月22日にFOME BASEをOPENするにあたって、

2014年に立ち上げたFOMEはどんな想いで出来たのか?

なぜFOME BASEというCamp場をOPENさせることになったのか?

取材形式で掘り下げていきたいと思います。

こんにちは編集者の「福島.盛り上げたい」の阿部と申します。

今日はお二人にFOMEが出来たきっかけ、出逢い、

またはこのFOME BASEというCamp場をなぜやるのか?

をお聞きしたいと思います。

たけ・とも「よろしくお願いします」

阿部:「まずどうやってこのFOMEというのが出来たんですか?きっかけは何があったんですか?」

たけ:「元々二人とも別々の仕事をしていて、震災がきっかけであるボランティアに行ったんですね。」

とも:「そうそう、福島元気祭という2012年の12月にまだ除染が入っていない地域に、自分たちでも何かできるんじゃないかって?っていうことで10日間で延べ約1,000人が全国から参加したイベントで出逢ったんですよ」

たけ:「自分は当時佐川急便やってたんですけど、元気祭りの前は仕事一筋って感じだったんです。しかし、除染する場所が自宅の一山超えた所で行かなきゃと思って、休みを開催時期にまとめて参加したんですよね。さすがに10日間は休めなくて、でも毎日色んな人と出会えたので仕事終わりにみんなのいる宿に10日間行ってた時にともと出逢いました。」

阿部:「そうなんですか!?お二人は昔からの友人という雰囲気が出ていますが、震災がきっかけで出逢われた感じなんですね」

たけ:「そうですね〜、震災がなければ出逢わなかったですね。結婚してもう子どもも産まれてたかもしれませんね!笑」

とも:「同じく!!」

阿部:「そこからどんなきっかけがあったんですか?」

とも:「そこから全国からボランティアに来ていた人の中に、子どもが5人もいながら東北・福島の為に来ていた人が居たんですね。その人が書道家の方でカレンダーを作ってまして、何か恩返しがしたいということでそのカレンダーを路上や色々な所で販売したんですね」

阿部:「路上でですか?」

とも:「冬の路上で販売してましたw」

とも:「年末だったのでクラブで仲間内の忘年会があって、そこでも販売をしてたんですね」

たけ:「そこであの事件が勃発だ!笑」

阿部:「事件と言いますと!?」

とも:「そこで福島のボスに【お前ら何がしたいんだよ】と言われて、ただ恩返しがしたかっただけなんですけど、自分たちが本当にやりたいことってまだ何もなくて」

たけ:「震災があって福島を良くしたい、福島を盛り上げたいって気持ちで仕事しながら携わっていたんですけど、20歳の頃から起業したいって想いはあったんですが、日々の生活の忙しさを言い訳にして行動に移せていなかったのが実状でした。」

阿部:「でもそう言った想いがあるだけでも凄いですよね。そう想ってもなかなか行動に移せないのが現実ですよね」

とも:「それからは自問自答して、ある時たけが腰を痛めて入院していたので、お見舞いに行ったんですよ。そこでCampの雑誌が置いてあって『Camp好きなの?』って聞いたんですよ」

たけ:「自分は昔から自然が好きで、サーフィンしながらCampするのが好きで、音楽も好きだったんで『じゃアラバキにでも行ってみるか?』って話をしてアラバキに行ったんです。」

とも:「元々営業の仕事をしていて364日電話がなるので、基本電波が繋がる所に居ないといけなくて、騒がしい所にはもっぱら行けなくて、行きたくてもそういうのが好きな人が周りにも居なかったですよ」

たけ:「天気も良くて昼からお酒飲んで、好きなアーティストに各々行ってBASEとなる基地作って、疲れたら休んで。最高に楽しかったですね」

たけ:「こんな大きなフェスじゃなくても、自然の中で色んな人と楽しくわちゃわちゃできる空間っていいなぁ〜って思って」

とも「たまたま『元気祭』の繋がりのある方々が石巻で手作りのフェスをやるっていう情報を見つけて、じゃ行って見ようって事で行ったんです。

阿部:「なんていうイベントですか?」

たけ:「心の音楽祭っていうイベントです。写真に写っているのがFOMEの初期ロゴで、心の音楽祭で思いついてシルクスクリーンを作ってもらってTシャツと木の椅子にプリントしました。今見るとヒドいですね…笑」

とも:「とにかく色々なものが刺激的で、地域の人たちと創るフェスって感じが凄く良くて」

たけ:「その中に木で作った椅子があって、これだ!!って閃いたんですよ」

阿部:「何が閃いたんですか?」

たけ:「アウトドアブランドを創ろうって!!」

とも:「そんな中、都路村の椎茸の原木が放射能に汚染されて出荷することが出来ないってニュースを見て、福島県産材の木をどうにか再利用してアウトドアで使えないかなって考え始めたんです」

阿部:「その発想凄いですね!マイナスの要素をプラスに変える!!感じが」

たけ:「そうなんですよ。自分たちは福島で生まれて、福島で育ち、今も福島で暮らす人としてはとても悔しいですよね」

とも:「だから何とかしたい!!自分たちの自問自答がちょっと答えが出た瞬間でした」

阿部:「では、なぜFOMEなのですか?」

たけ:「元々の語源はHOMEなんですよ。HOMEって家や故郷って意味があると思うんですけど、福島県を故郷と見立てて、HをFukushimaのFにして1文字づつ意味を持たせて『Fukushima Outdoor Motive Endure』としました」

阿部:「なるほど〜。初めて知りました。それで意味は…?」

たけ:「直訳すると福島の自然を注意喚起して行動するってなるんですけど、意味的には『福島の自然を知るきっかけをつくる』と言う意味になりますね」

阿部:「素晴らしいですね〜。ホーム?フォーム?」

とも:「HOMEから来ているのでホームです。そこから『木』という関連の所に電話して、会いに行って想いを伝えて」

たけ:「今回Camp場での炊事場や、トイレ、看板は熊坂製作所さんに持ってきて頂いたもので、とてもいい感じになりました」

阿部:「確かにログハウスという感じもありますが、素晴らしいですね」

とも:「今回FOME BASEを創る上でも沢山の出逢いがあり、その出逢いに感謝でしかありませんでした」

たけ:「本当に沢山の出逢いがあったね!ポイントとしては2014年の夏にやった100人Campは大きかったね」

阿部:「100人Campですか?」

たけ:「100人でCampですw」

たけ:「実際に100人までは呼べませんでしたけど、Campを通じて沢山の人に出逢って、FOMEとしても基盤となるイベントでしたね」

とも:「今でも思い出すねw色々な伝説が産まれたねw」

阿部:「どんな伝説が産まれたんですか??」

とも:「ここでは話せませんw」

たけ:「それからも毎月の様にCampイベントをやって、自分たちも楽しみながらやっていったらどんどん新しい仲間が増えていって繋がっていきました」

とも:「それがきっかけでアウトドアにハマる人も増えていって、嬉しかったよね!」

たけ:「そこで出逢った二人が結婚までいったんですよ」

阿部:「結婚までいったのは凄いですね」

たけ・とも「なんか始めは分からずにやってきたけど、自分たちがやってきたことで結ばれるってのは嬉しい限りですね」

たけ:「楽しかったんですけど、ただ楽しかっただけで身内で楽しんでるだけで、それじゃ他の人たちと同じで単なる遊びでしかなかったんですよね」

とも:「確かに本当に楽しかったね。でもFOMEって何?って考えた時に楽しみながらもそれでやっぱり生活をしていかないと、プロじゃないしね」

阿部:「そうですね、それなら別にFOMEって言わなくても、誰でもやっていることですね」

たけ:「なので福島県産材や作り手を繋いでものづくりをしていきました。こけしづくりの職人さんや、コップづくりの職人さんなど色んな方と出逢わせていただきました。しかし、なかなかうまくはいかなくって…このまま2足のわらじをしてても先が見えないなと思って9年間努めた佐川急便を辞めて、どうしたらFOMEが事業として成り立つかという事を勉強させていただく為にCHANNEL SQUAREに転職したんです」

阿部:「CHANNEL SQUAREとは何なんですか?」

とも:「元々は福島元気祭の派生で、震災があって困っている人たちに除染という形でやっていたんですが、その中でも子供たちが放射能の影響が分からないという事で、県外に避難や外で遊ぶのを自粛した期間があって、子供たちはなぜ?遊んじゃ行けないのか?という事でどんどん中にこもって子どもの本来持っているパワーが出せなくて、福島は日本で1番肥満児が多い県になったりとかして」

たけ:「そこで自然をモチーフに大人も子供たちもスケートボード、スラックライン、ボルダリングを室内で安心して遊べる複合施設がCHANNEL SQUAREなんですよ」

次回 仕事を辞めたたけ、それにともは。

そしてFOMEの行くへは??


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