
FOME STORY
2011年3月11日の東日本大震災から7年が経ち、
私たちは福島で震災が起こる前の様な生活をしています。
2011年と違うのは所々除染をしている場所。
除染後のトン袋が行き場を無くして無造作に置かれています。
そして、放射能は見えない為、震災前と同じ生活をしています。
人間とは不思議なもので、
震災の時の電気・ガス・水道が止まった不自由な生活を忘れてしまいます。
7年経った今、福島も復興したの?
と思いきや、
テレビやメディアでの報道は少なくなったものの、
第一原発では未だに先が見えない場所や、
未だに故郷に帰れない人たちが日々を過ごしています。
本当の復興とは?
どうやったら福島は立ち直れるの?
この答えを分かる人はいないのかもしれません。
でも、
それぞれが模索し、
一歩一歩踏み出しているのではないでしょうか?
私たちFOMEが気付いたのは、
福島は本当に自然が豊かということです。
山も海も湖も川もあります。
春には、素敵な桜を咲かせる場所があります。
夏には、サーフィンやウェイクボード、SUPなどのマリンスポーツできる場所があります。
秋には、紅葉で山全体がきれいな色で覆い尽くされ登山が楽しめる場所があります。
冬には、厳しい寒さの中でも、スキー、スノーボードなどのウインタースポーツを楽しむ場所があります。
原発事故があった福島は、
こんなにも自然に恵まれた場所があるという事です。
私たちは福島で生まれ、福島で育ち、
この福島を愛し、
この福島の自然と共に生きていかなければなりません。
また、
震災で学んだ自然との共存の仕方を共有し、
福島はこんなに素晴らしい場所なんだよって事を、
福島から全国へ、全世界へ発信していかなければ、
本当の『復興』とはならないのではないでしょうか。
私たちFOMEは、
Fukushima Outdoor Motive Endure
福島の自然を知るきっかけを創る
を理念とし、
CAMPをメインに、
福島県産材や福島の作り手を繋いでものづくりをし、
福島の自然を知れる場所として
FOME BASE
を県内、県外へ創っていきます。







